【船井総研グループに新会社誕生】船井総研HC(仮称)をご紹介します!

 

2026年1月に、船井総研グループに新会社である「船井総研HC(仮称)」が誕生します。
※HCとは、Human Capital(人的資本)の頭文字です。

なぜいま採用・人事領域の新会社を作るのか?

今の日本の中堅・中小企業が抱える、最もリアルで大きな課題とは何でしょうか。
それは、間違いなく「人」を巡る問題です。

人口減少局面にある日本では、特に15歳~64歳の生産労働年齢人口が、これから10年で約750万人、30年では1850万人も減少してしまいます。
このように働き手がどんどん減っていく時代に突入しているのです。

この働き手不足は、日本企業すべてに振り掛かる問題ですが、特に地方の中堅中小企業の方が、より深刻な問題です。
実際に、2026年卒の大企業の新卒求人倍率は0.34倍ですが、中小企業では8.98倍と大きく違いがあります。
つまり、中堅中小企業ほど、採用が困難であり、これが今後さらに加速すると考えられるのです。

特に日本経済を支える中堅・中小企業は、未来を担う仲間を見つけるのが難しくなっています。採用できたとしても、どう育てるのか?また、どうすれば長く一緒に働いてもらえるのか…。経営者の悩みは尽きません。

「ヒト」という、この誰もが目を背けられない大きな課題に本気で向き合うために、 私たち船井総研グループは、2026年1月に採用・人事の専門コンサルティング会社である新会社「船井総研HC(仮称)」を設立します。

具体的には、人事領域の専門コンサルティング会社である「株式会社HR Force」と、中堅中小企業向けの採用・人事コンサルティングを行っている「株式会社船井総合研究所の人的資本経営支援本部」を統合し、この新会社を作ります。

 

船井総研HC(仮称)の強み

船井総研HC(仮称)には大きく2つの特徴があります。

①経営者に向けて、採用・評価・育成などの人的資本経営コンサルティングができる

多くの採用・人事コンサルティング会社では、人事担当役員や担当部長向けのコンサルティングを行っているのに対し、船井総研HC(仮称)では経営者向けにこれらのコンサルティングを行っています。

そもそも船井総研グループは、歴史的に経営者に向けて直接コンサルティングを行うスタイルのコンサルティング会社ですが、その強みを船井総研HC(仮称)でも活かそうということです。

これがなぜ、強みになるかというと、採用・評価・育成の本質的かつ抜本的な改革は、経営者のトップダウンで行うことが最短ルートだからです。

例えば、採用強化のための分かりやすい改善点の一つに「給与水準のアップ」がありますが、単なる給与引き上げだけだと、経費増加にしかならず、利益が減ってしまうため、人事部門だけでは意思決定はできません。

給与水準を上げるためには、値上げの推進(販売価格への転嫁)や、利益が増えるようなビジネスモデルの転換が同時に必要になるため、担当部門だけでない全社横断的な意思決定であり、まさに経営者が判断すべきものになってきます。

このように、ヒトに関する企業課題は、単に人事部門だけの問題ではないため、経営者と共に、会社全体の経営判断をしていく中で解決を図っていく必要があります。
だからこそ、経営者に向けて直接コンサルティングを行っているという船井総研グループの強みは、採用・人事のコンサルティングにこそ、その強みが発揮されるのです。

②採用業務におけるAI活用の先駆者である

世界の中でも経営のトレンドの最先端であるアメリカでは、AI活用が最もホットなトピックとなっています。経営へのAI活用の中でも、特に進んでいるのが採用領域へのAI導入です。

採用・人事(HR)のトレンドは、アメリカで起きていることが日本に5~10年遅れで同様に起きると言われています。したがって、アメリカで今起きている「採用領域でのAI活用のトレンド」は、この後日本に入ってくることが間違いないものなのです。

船井総研HCの前身の会社である「HR Force」では、大企業向けの採用支援とAI求人エンジン「Recruiting Cloud」を使った運用を行っています。「HR EVOLUTIONー 進化には、 “人” と “データ”が必要だ ー」 というビジョンを掲げ、企業の規模や採用予算、知名度に左右されることなく、必要な人材を必要な時に採用できる社会の実現を目指し、データとAIを武器にHR業界の変革をリードしてきました。

特に、次世代テクノロジーである「AIタレントインテリジェンス」に早くから着目し、このビジネス実装にチャレンジしてます。

「AIタレントインテリジェンス」とは、これまで社長や上司の「経験と勘」に頼っていた人事業務を、AIサポートすることで、社員一人ひとりのスキルや実績といった「客観的なデータ」を分析し、最適な採用・人員配置や育成、定着サポートを導き出せるようにするものです。

 

こうした2つの強み、つまり、経営者に伴走するコンサルタントの「人間力」と、最先端の「AIテクノロジー」の掛け算によって、これまで誰も解決できなかった、複雑で難しい「ヒト」の問題を解決できる、唯一無二の専門コンサルティング会社を生み出そうとしているのです。

 

これまでの船井総研グループの採用・人事コンサルティングの実績

船井総研グループでは、これまでも採用・人事コンサルティングにおいて、様々な実績を生み出しています。

ある葬儀サービス会社は、新卒採用で全く人が集まらずに困っていました。そこで、戦略とテクノロジーを掛け合わせた採用プロジェクトを実行。すると、10人の採用枠に、1,500人以上の応募が集まりました。

ある機械工具の会社は、売上が伸び悩み、会社の空気が悪かったのです。しかし、コンサルタントが事業の仕組みからテコ入れし、社員のやる気を引き出すことで、売上1.5倍、利益は2倍にV字回復しました。

応募が全く来なかった地方の会社でさえ、AI採用ツールを導入しただけで、たった2ヶ月で採用に成功したケースもあります。

中堅・中小企業というのは、社会の企業の中で99.7%を占めていると言われています。「人」の課題を抱える企業は数えきれないほどあります。船井総研HCはこの大きな課題の解決に向けて尽力します。

 

新会社・船井総研HC(仮称)の社風や文化について

船井総研HC(仮称)は、HR Forceの約70名と、船井総合研究所の約60名の合計約130名でスタートします。

船井総研グループ自体も新卒採用人数が多く、若いメンバーの多い会社ですが、そのグループの経営基盤の中で生まれる、まさに「グループ内ベンチャー」とも言える会社が、船井総研HC(仮称)になります。

船井総研グループの経営者コンサルティングのノウハウに、採用・人事の知見、そして、AIのテクノロジーを掛け合わせるという、グループの中でもトップクラスの新たなチャレンジをしていくのが船井総研HC(仮称)です。

既に確立されているコンサルティングや事業だけでなく、AIプロダクト開発や、「1on1面談」などの定着支援サービスといった新規事業開発も次々と行っている会社ですので、『ヒトに関する仕事がしたい!』や『新しいことにチャレンジしたい!』と思っている方にはピッタリの会社なのだと思います。

最後に

船井総研HC(仮称)では、27卒の新卒採用を25名実施し、急成長を図っていきます。

ワークショップやインターンでは、私たちが日々向き合っているリアルな課題に触れられるだけでなく、オフィスツアーで社内の雰囲気や社員の「人となり」も感じていただけるはずです。

採用・人事コンサルとして、AIテクノロジーのプロとして、船井総研HCで活躍しませんか?

グループ合同オープンカンパニーや各社ワークショップで、あなたにお会いできることを楽しみにしています!