先日、船井総研グループ合同で「内々定者ご家族様向けオープン・カンパニー」を開催いたしました!
これまで、採用候補者や内々定者に向けたオープン・カンパニーは多く開催してきましたが、内々定者のご両親など、ご家族向けのイベント開催は、なんと15年ぶりとなりました。
ご参加いただいたご家族の方からは「実際に娘の働く職場が見れて良かった」、「若い社員が多く、元気があって、活発なコミュニケーションのあることが分かった」、「チャレンジ精神を持っている我が子にとって、合っている環境なのではないかと思った」というお声をいただきました。
開催の模様を、写真も交えてご紹介します!
イベント概要
イベント名:「船井総研グループ合同 内々定者ご家族様向けオープンカンパニー」
日時:2024年8月20日(火)10時30分〜17時00分
場所:船井総研グループ東京本社 サステナグローススクエア TOKYO、グランドプリンスホテル新高輪
参加者数:36家族57名(船井総研グループ25年卒内々定者のご家族の方々)
イベントの目的
一般的に、コンサルティングの仕事やコンサルティング会社は、なかなか目にすることがなく、働くイメージが付きにくいことから、「激務なのではないか、土日休めないのではないか」や「経営経験もないのに、どうやってコンサルティングの仕事ができるようになるのか」といったことが不安視される傾向にあります。
そこで、内々定者本人のみならず、ご家族の皆様にも、私たちの会社をより深くご理解いただくことで、ご子息様・ご息女様が当グループの一員として働くことについてご安心いただき、その成長を応援していただくことを目的として開催いたしました。
当日は、執務エリアも含めたオフィスツアーを行うことで、実際にご子息様・ご息女様が働く会社内の様子をご覧いただくとともに、当社グループ最大のお客様向けイベントである「第97回 経営戦略セミナー」をご見学いただくことで、当社グループの社会的意義やお客様についてもご理解いただけるように企画し、ご招待いたしました。
※経営戦略セミナーについてはこちらをご覧ください👇
当日のプログラム内容と詳細について
第一部:オフィスツアーパート(於:船井総研グループ東京本社 サステナグローススクエア TOKYO)
1.会社説明
船井総研ホールディングス 採用部門の部長である山本より、船井総研グループの会社・事業・仕事について説明させていただきました。
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2.オフィスツアー
続いて、今年4月に東京ミッドタウン八重洲 35階に移転した、新しいグループ東京本社「サステナグローススクエア TOKYO」のご案内をさせていただきました。
ロビーやセミナールーム、ゲストルームなどの来客エリアだけでなく、執務エリアもご覧いただき、ご子息・ご息女が入社後に、実際に働くイメージを膨らませていただきました。
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3.バスでグランドプリンスホテル新高輪(イベント会場)まで移動&ランチ休憩
八重洲から品川に大型バス2台で移動し、グランドプリンスホテル新高輪の「飛天の間」(経営戦略セミナー参加の経営者の方々と同じ会場)で昼食をとっていただきました。
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第二部:経営戦略セミナー見学パート
4.第97回 経営戦略セミナー 会場見学
千数百名の経営者がお越しになる、船井総研グループ最大の経営者向けセミナーが「経営戦略セミナー」です。講座前のメイン会場や、各企業の出展ブースを見学いただきました。
当日は内々定者も経営戦略セミナーに参加しており、その様子をご家族も見ることができました!(舞台前方が内々定者)
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5.各社代表者(社長・取締役)からのご挨拶
グループ各社の代表者(社長・取締役)からのご挨拶と、皆さまからのご質問等への回答の時間を取らせていただきました。
中谷:経営戦略セミナーはグループ全社を挙げた一大イベントです。一度に社員とお客様の両方を見ていただける機会でもあり、皆さまの不安を解消できる部分があると思い今回ご覧いただきました。また各社の社長陣も新卒入社が多いグループなので、ぜひ安心してご子息・ご息女をお任せいただきたいということをお伝えしたく思います。
小野:15年前にもこのようなイベントを実施しており、従来から新卒採用およびご家族との関係性を重視してまいりました。ぜひ本日のイベントをきっかけに、今後とも皆様との連携を深めていければと願っております。
真貝:今後もご家族の皆様とのコミュニケーションを大切にしながら、社員をしっかりとサポートしてまいりたいと考えております。弊社の安定した経営基盤と企業カルチャーにより、社員が安心して働き、成長し活躍する場を提供することをお約束いたします。
橋本:ロジ株式会社は、物流の分野を通じて社会課題を解決することを目指しています。分析の仕事も多いため、実は船井総研グループ内でも特に女性コンサルタントが数多く活躍している会社です。今後も社員が働きやすい環境やキャリアアップの機会を積極的に提供してまいります。
村田:HR Forceは「人とデータを駆使した採用マーケティング事業」を展開しており、多くの企業との取引実績を誇ります。私自身の両親も過去にこのイベントに参加しており、入社を後押ししてくれたことを覚えています。このイベントが、内々定者とそのご家族の皆様にとって、企業理解を深める機会となることを願っております。
Q&Aセッション
各社代表が登壇し、参加者の方々からのご質問に回答するQ&Aセッションを設けました。
Q:近年の会社の急成長の理由についてどのように考えるか?
中谷:
弊社のビジネスモデルが「新卒・未経験者ファースト」であることが、この成長を促進する大きな要因であると考えています。私自身、新卒社員が活躍できる会社を作ることをライフワークとして、入社以来取り組んできました。私たちは、大手コンサルティングファームとは異なり、担当する業種や業界を細かく分け、多くのクライアント企業と携わることで、新卒社員が豊富な経験を積む機会を提供しています。これにより、一人前のコンサルタントとなるまでに3〜4年という比較的短期間で成長することが可能となっています。 新卒社員が主役となり、彼らが持つ新鮮な視点やエネルギーを活かすことで、持続的に成長し、大きな成果を上げることができる環境を整えています。
Q:会社に入って一番つらかった時、それを乗り越えてきた秘訣は?
村田:
私たちの会社には、新卒社員が早く成長できるカルチャーがあり、社内の仕組みもどんどん進化しています。私が特に印象深く覚えているのは、4年目頃に初めてセミナーの企画を主導した経験です。とにかくその準備が本当に大変でした。お客様のことをひらすら考えて情報を復習し一つの提案にまとめたり、ということを初めて自分主導で行った経験は、とても責任重く感じたことを覚えています。この経験を通じて、今は私が後輩たちに多岐にわたる知見を共有することができますし、当時の先輩方(実は真貝)からの指導やアドバイスは今もなお参考にさせていただいています。
小野:
私は1990年代のバブル崩壊時にコンサルティングの現場におりました。経済状況が急速に悪化する中、多くのお客様の業績が落ち込んでいく様子を目の当たりにすることとなりました。そのような厳しい状況において、十分に貢献できない時期は非常に辛いものでした。しかし、そんな中でも上司や先輩と共に何度も相談を重ね、新しい事例やノウハウを取り入れ、顧客に対して最良の提案を行う努力を続けました。新たな手法や知識を模索、提供することで、多くの困難を乗り越えることができたと思っています。
真貝:
20代後半の頃、当時の私にとって手に余るような難しい案件を担当したことがあり、その際お客様に何度もお叱りを受けるということがありました。最近では、叱られるという体験自体にショックを受ける新入社員たちいると聞いています。ただ、難しい仕事と成長機会は表裏一体です。業務上そのような場面は度々あるかもしれませんが、今思えばこの経験が私にとって一番大きな成長機会となりました。私たちも会社として精神的な面でのサポートもしていきたいと思いますので、若い方々も恐れずに困難に立ち向かい、得られる学びを大切にしてほしいと思います。
中谷:
その時々の自分のキャパシティの広さに応じて、お客様との対峙の中で辛いと感じる部分があるのは避けられないものです。特に1年目が最も辛いと感じることが多いでしょう。学生時代は波長の合う友人たちと過ごすことが多いのに対し、社会人になるとさまざまな人々と対峙しなければならなくなります。さらに、1年目のスケジュールや業務には自由度があまりなく、生活リズムも大きく変わります。このタイミングでこそ、周りからのサポートが特に大切だと感じています。会社としても、1年目の社員をどれだけ受け止め、支援できるかが非常に重要だと考えています。
Q:ハードワークという印象がある。土日や夜遅くまで残業したり、家に持ち帰って仕事をすることもあるのか?
真貝:
当社の労働環境は労働基準法の範囲内で運営しておりますが、お客様の業界によっては特別な対応が求められる場合もあります。特に、医療や士業の業界のお客様を担当している部署においては、平日に商談が難しい場合があり、そのため土日に勤務が発生することもあります。しかし、AIなどの先端技術を活用することで業務効率を向上させ、労働環境を年々確実に改善してまいりました。また、特に新入社員に関しては、労働時間に制限を設けることなども行っています。
万が一、ご家庭内で新入社員の皆様に関するご心配やお気づきの点がありましたら、どうぞ遠慮なくお知らせください。皆様のご意見を参考にさせていただき、さらに良い労働環境の提供に努めてまいります。
参加者の皆様から積極的に質問をいただき、会場には終始穏やかな雰囲気が漂っておりました。
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6.サステナグロースカンパニーアワード 授与式のご聴講
船井総研ホールディングスでは、「持続的な成長を実現した上で、地域や業界を変え、社会や国家にもより良い影響を与えられる存在を目指す企業」をサステナグロースカンパニーと定義し、選定、表彰を行っています。
今年は11,800社の選考対象から、審査基準に照らして業界のモデルとなる11社を選定し、その表彰の様子や最優秀賞を受賞された『株式会社物語コーポレーション』代表取締役社長 加藤央之様の講話を視聴いただきました。
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7.経営者向けセミナー講座(アイリスオーヤマ様)聴講
メイン講座のゲスト講師としてイベントに参加されている、アイリスグループ会長 アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長の大山健太郎様の講話を視聴いただきました。
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8.むすびのご挨拶
改めて本日のご参加のお礼を申し上げ、ご挨拶をさせていただきました。
また、より当社のビジョンをご理解いただく一助となる書籍やノベルティ、ご支援先のお菓子等のお土産をお渡しし、イベント終了といたしました。
ご参加者の声
成長を続ける貴社の一大イベントに参加させていただき、事業内容や貴社の経営戦略等が明確になりました。子供と話し合う話題が広がり感謝しております。(栃木県からご参加)
本日は会社説明、職場見学、並びにイベント聴講など貴重な機会をいただきありがとうございました。息子が来年から働く会社の概要や魅力を知ることができ、非常に有意義な時間でした。グループ企業各社の代表の方のお話を聞くことができたことも、とても貴重な機会でした。(東京都からご参加)
子供が入社後にどのような環境で、どのような仕事をすることになるのかが良くわかりました。不安に思っていたことも解決できて、参加してみて良かったと思います。(茨城県からご参加)
新しいオフィスでたくさんの先輩方とお会いできて、少しばかり息子が働いているイメージがわきました。他の参加者様とお話もすることができ、同じ価値観の方が多いと感じました。(埼玉県からご参加)
大阪から参加させていただきましたが、元々抱いていた貴社へのイメージがいい形で一新され、息子がこれからお世話になることにより一層安心できるものとなりました。まだ内定の状態で、手厚い対応をいただきありがとうございます。本人とも改めていろいろと話してみたいと思います。(大阪府からご参加)
新卒でも不安にならずに働ける会社のようで安心しました。本人にとってやりがいのある仕事ができ、成長を支えてくれる環境があると感じました。(富山県からご参加)
運営スタッフの皆さんが生き生きと1日を通して働かれていて、こちらもすごく元気をいただくことができました。準備をし、スムーズに事を運んでらしたところに、貴社の組織力・魅力を垣間見ることができ、参加させていただいて本当によかったと思いました。(長崎県からご参加)
さいごに
今回のイベントは約15年ぶりの開催となりましたが、平日の開催にもかかわらず多くの方にご参加いただき、無事に催しを終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。
ご参加いただいた皆様から大変ご好評をいただき、また当グループとしても、内々定者のご家族からの率直なご意見を頂戴する非常に貴重な機会となりました。このようなイベントは、次年度以降も継続して開催してまいりたいと思います。
新たに入社される方々が安心して働ける環境を整え、成長をサポートしてまいります。引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申し上げ、改めて本イベントにご参加いただきました皆様に深く感謝申し上げます。