女性最速昇進&新規事業立ち上げを経験!社員が語るキャリアと未来への展望

女性最速昇進を果たした坂田知加さんにインタビュー!
船井総研でのキャリアや新規事業立ち上げについて、彼女の歩みと成功の秘訣を詳しくお届けします。

 

氏名:坂田知加 
入社:2015 年 4 月 1 日(新卒採用)
社名:株式会社船井総合研究所 
   事業開発本部 税理士セレクションユニット マネージャー
出身大学・学部:千葉大学 文学部 行動科学科 社会学専修
会計事務所向けコンサルティングに従事し、全社において女性最速・最年少で管理職に昇進。これまで全国300以上の会計事務所に関与。「企業レベルと税理士レベルのミスマッチ」を解決したいという想いより、現在は成長企業とハイレベル会計事務所のマッチングを行っている。

 

キャリアの歩み

入社1年目:ジョブローテーション制度で複数部署を経験
 1)税理士さんのコンサルティング部門
 2)軽中古車販売店などクルマ屋さんのコンサルティング部門
入社2年目以降:税理士事務所の業績アップのためのコンサルティングを担当
入社5年目:アイデアピッチコンテストで社長賞を受賞
入社6年目:新規事業「税理士セレクション」を立ち上げ

 

船井総研を志望したキッカケは?

大学では社会学を専攻しマーケティングや広告戦略の面白さに惹かれ、当初は広告代理店を目指していました。

コンサルタントに対しては、コスト削減、リストラというようなマイナスのイメージを抱いていましたが、たまたま合同会社説明会で船井総研に出会い、会社や先輩を好きだと言う姿が印象的で興味を持つようになりました。

選考が進む過程で他社比較や自己分析を繰り返す内に、船井総研の伝える「人としてのあり方や、企業としてのあり方」に強く共感するようになり、入社を決めました。

 

現在の事業について

もともとは税理士さん向けのコンサルティングを行っていましたが、「税理士セレクション」という新規事業を立ち上げ、現在はそのマネージャーをしています。

税理士セレクションについてはこちら

 

コンサルティング経験を活かし新規事業立ち上げへ!

「税理士セレクション」を立ち上げたきっかけは、現場でコンサルタントとして働く中で、多くの社長が自分の会社に最適な税理士をよく知らないという現状を知ったことです。そこで企業と税理士をマッチングさせるサービスを立ち上げました。

この事業の目的は、企業に最適な税理士をマッチングさせることでミスマッチを防ぎ、企業の成長をサポートし、コンサルティングの効果を最大化させることです。

例えば、大きな資金調達が必要な企業には、そうしたサポートが得意な税理士事務所が適していたり、IPOを目指す企業には正確な数字を早く出せる税理士事務所がベストだったりします。私たちはその条件に応じて、最適な税理士事務所を整理・紹介しています。

 

アイデアピッチコンテストで「社長賞」を受賞

船井総研の「アイデアピッチ」という公募型コンテストで「税理士セレクション」が社長賞を受け、事業がスタートしました。

初めは会計グループのコンサルティングと兼業していましたが、数年後に私の仕事を後輩に引き継ぎ、「税理士セレクション」を本格的に展開することになりました。はじめはグループの皆さんに手伝っていただきつつ一人で担当していましたが、現在は専属メンバーが増え事業が広がっていくことにやりがいを感じています。



女性で最速・最年少の管理職に

最速昇進を目指したいと話すと、先輩方が応援してくれました。
仕事のやり方や支援方法は直属の上司が教えてくれましたし、ちょっと疲れているときには他の先輩方が気にかけてくれ、女性としてのキャリアについても相談し、実際の姿でもお手本となってくださいました。
困ったときには誰かが必ず相談に乗ってくれる、支え合いのある職場だと思います。

 

女性としての働き方について

体力差をあまり気にせず気合いで乗り越えていましたが、追いつかないときは先輩方がサポートしてくれました。現在は家庭ができ、仕事と家庭を両立できる働き方を模索しながら事業に取り組んでいます。

現在の働き方は、仕事と家庭を完全に分けるように努力しています。船井総研において女性コンサルタントのライフステージが変わる時、この先どうしようと悩まれることが往々にしてあると思います。わたし自身も以前は出張が好きでしたが、年齢を重ねるとともに体力的に&生活的に厳しくなってきたこともありました。

今の事業は完全オンライン商談なので、出張ゼロです。まだまだ数字はこれからですが、出張しない、残業はそこまでしない、土日働かないような形でも売り上げをしっかり上げていけるモデルをもっと作れないか模索しています。

 

今後の事業展望は?

まずは、税理士セレクションの事業規模をもっと成長させたいと思っています。この事業を始めた背景には、税理士業界の底上げや恩返しをしたいという気持ちがありました。

船井総研の会計グループが培ったノウハウやコネクションが、コンサルティング支援以外でも活かせることがわかってきました。税理士セレクション独自で売り上げをあげることもできますし、税理士セレクションをきっかけに、新しい税理士事務所と船井総研が繋がることも期待しています。

各業種に専門特化している船井総研だからこそ持っている業界知識や、コネクションをうまく活用したセレクションサービスを展開していきたいと思っています。

 

船井総研グループで叶えたい夢

税理士セレクションの事業を通じて成長意欲の高い企業を紹介すると、税理士事務所から断られることがほとんどありません。「船井総研のお客さんなら安心だ」と言っていただくことが多いんです!これは、成長意欲の高い中小企業と多く付き合っている船井総研だからこその強みだと思います。

また、「サステナグロースカンパニーをもっと。」という我々のパーパスを考えた時、コンサルティングの効果を最大化するには、環境整備が重要だとも感じています。
例えば、社長からコンサルティングの相談を受けた時に、手探りで専門家を探すのではなく、セレクションサービスを利用して適切な税理士を紹介し、経営管理の環境を整えることで、コンサルティングの成果がさらに上がります。

税理士セレクションはその一例ですが、コンサルタントと支援先がより業績を上げやすくするための付加価値の高いサービスをもっと展開していけたらと考えています。